Home PC周辺機器 クアッドコア CPU搭載の4ベイNAS 2GBメモリモデルが送料無料の54,980円!

クアッドコア CPU搭載の4ベイNAS 2GBメモリモデルが送料無料の54,980円!

197
0
シェア


NTT-X Storeにて、プロフェッショナル用途で使えるNAS「Synology DiskStation DS916+ クアッドコアPentium N3710 1.6GHz CPU搭載4ベイNAS 2GBメモリモデル DS916+(2GB)」が会員割引されて54,980円で販売されています。本機は建前上はHDD別売のNASケースなのですが、実際は小型サーバーというべきもので、低価格帯のNASとは性能が段違いです。まず、搭載しているCPUがPentium N3710 1.6GHzかつ搭載メモリが2GB(一般的なモデルだとだいたい1GB未満)と、一昔前のデスクトップ以上のスペックを誇ります。(8GBメモリが必要な方は割引率的にお得感は減りますが「DiskStation DS916+ クアッドコアPentium N3710 1.6GHz CPU搭載4ベイNAS 8GBメモリモデル DS916+(8GB)」もあります。)4ベイの内臓ドライブベイは10TBのHDDを最大で4台内臓でき、外部ポートにはUSB 3.0を3ポート、eSATAを1ポート、リンクアグリゲーションとフェイルオーバー対応したRJ-45 Gigabit LANを2ポート搭載しているので、小型サーバーと認識したほうがわかりやすいと思います。さらにHDDについては外部増設(拡張ユニット使用)にはなりますが、5台追加できて最大で9台のドライブ構成を組むことができるというプロ仕様です。通常のNASの場合、本体のベイを使い果たすと、次はベイのドライブそのものを大容量モデルに換装して、容量を増やすわけですが、本機の場合はベイを実質上増設できるわけで、使い始めに予測したデータ量が、思いのほか大容量だった場合の対応は極めて簡単です。ちなみに、最大5ベイを増設可能なオプション「DX513」は8万円近くするので、本機より高価になってしまいます(ので、本機を二台購入した方が楽しめるのではと考えてしまいますね)。この拡張オプションは本機とはeSATAケーブルで接続することになります(電源等も連動します)。
本機の特徴としてハードウェア暗号化エンジン(AES-NI)を搭載していて、暗号化をオンにした状態でも読み書きのパフォーマンスへの影響を最小限にしている点が挙げられます。通常で、読込225.91MB/s、書込221.04MB/sのものが、AES 256-bitの暗号化オンにしても読込225.83MB/s、書込209.35MB/s(データは公式サイトのスペックシートから)とパフォーマンスが低下しないのは、ハードウェア処理の利点です(ハードウェア処理しないモデルは実際パフォーマンスは半減します)。ビジネス用NASとしては必須のデータ暗号化が、意識することなく通常使用できてしまうのは、やはり入門用NASとは 一線を画すモデルだと思います。
本機のOSは Synology 社独自の「DSM」(DiskStation Manager)で、Linux ベースのものです。GUI操作に力点を置いてチューニングされており、ブラウザ上でさまざまな操作が行えるだけでは無く、サードパーティ製を含めた数多くのアプリを組み込むことで機能を自由に追加することが出来ます。メニュー類の日本語化も完成度が高く、わざわざ英語表記にして使わなくても日本語メニューのまま全部使い切れるほどです。
データ保護機能としては、DSMにスナップショットレプリケーション機能が(パッケージセンターから「Snapshot Replication」をインストールする必要あり )使えて、共有フォルダから仮想マシン上のデータに至るまで、高度なデータ保護を実現しているのも特徴です。最短5分間隔でデータの複製を作成し、複数の宛先に複数のバックアップを保存できるので、人為的にデータが書き換えられた場合や、喪失した場合でも5分前の状態にまで戻せる可能性があります。複数の宛先に対してバックアップできるというのもプロ仕様で、支点のデータを本社と別支店のデータセンターに保管できるというような使い方が出来ます。そして、スナップショットおよび複製の状況はタイムラインで確認できます。
データ共有機能についても、他のLinuxベースのOS搭載機より本機は少しばかり上を行っていて、Windows環境との親和性が高く、Windows ACL(Access Control List)に対応しているのが特徴です。例えば、共有フォルダに対して「読書可」「読取」「アクセスなし」などのアクセス制限では無くて、例えば、技術部に属するユーザーは「読書可」、さらに技術サポート部はそれらに加えてフォルダの作成も許可など、さらに詳細に制限することが可能です。
マルチメディア関連の機能としては、本機に搭載されているCPUには、グラフィック機能が内蔵されていて、動画のハードウェアエンコードが可能です。4K動画のトランスコードにも対応し、DSMで動作する Video Station(ビデオ管理機能) を使えば、スマートフォン向けの低品質の動画にオフライントランスコードすることも現実的な速度で可能です。
同じデータが、PCやスマートフォンでいつでもどこでも使えて、バッアップとしてデータを二重化するという機能はほとんど一般的になってきたところからして、NASはいままで、ファイルサーバー的なイメージが主でしたが、最近はクラウドストレージと同じような感覚で使うものに性格が移行してきている気がします。NASなら自前で用意できるので、第三者にデータを預けることなく、直接、相手とデータ共有できる点も便利です。
値段も安くなっているとはいえ、約7万円に加え、搭載するHDDは自前で別途用意しなくてはならないので、一般的なNASと比べれば、絶対的な金額は決して低くは無いのですが、低価格帯のNASとは別格の設定の柔軟性とファイル転送のパフォーマンスと全体的な完成度は保証されますので、転送パフォーマンス重視の方だけでなく、オフライントランスコードなどに興味がある方も(家庭用・個人用としても)使ってみていいんじゃないでしょうか。

ブログランキング・にほんブログ村へ
家電
スポンサーリンク

返事を書く

コメントをお書きください
お名前をお書きください