ソースネクストeSHOPにて、簡単な操作で写真を綺麗に拡大できる「PhotoZoom Pro 8」と「PhotoZoom Crasic 8」がそれぞれ60%の7,800円、22%の5,800円で販売されています。
写真を拡大したときのピンボケや粒子荒れを補正するソフトです。
集合写真から一人を抜き出したして印刷したい、画像ファイルとして使いたいときは、元の解像度より格段に低くなるのですが、それを独自の技術「S-Spline」でなめらかにきれいにできます。
私も本ソフトのユーザーですが、ありがちな誤解をする人が私以外にもいると思うので、注意点です。
以下のことは現在では期待できません。
- 元の低画質以上のものができあがる
- 元々の画像に写っていなかったデータが浮かび上がる
例えば、白飛びしている低解像度画像を本ソフトで補正しても、多少マシになる程度です。元々データとして存在しない部分をAIで補うようなことまではできないようです。
過去のガラゲーで撮影した写真をきれいに印刷する程度のことはできますが、WindowsXP時代のウェブカメラなどで撮影したデータ、動画から抜き出した画像などにはさほど効果がありません。
割引率と機能を考えると、オススメは「PhotoZoom Pro 8」です。
プロ版ではPaintShopや Photoshopのプラグインとして対応するので、本ソフトで基本的な拡大作業をしたあと、さらなる手動補正をかけることが行いやすくなります。また、プロバンだけがRAW/PSD/EXR形式での保存に対応しています。GPUアクセラレーションと多量ファイルのバッチ処理が可能なのもプロ版のみです。この価格差が2,000円なら、十分に値すると思います。
地味なソフトですが、非常に有効なソフトなので、画像の拡大作業が多い方や、動画撮影ら特化して低解像度タイプの好感度デジカメ(パナソニックのG1シリーズやソニーのα7S II)などで、トリミング作業後の画像拡大するときは、本ソフトの性能がフルに発揮できると思います。
「PhotoZoom Pro 8」の拡大サンプルや詳細はこちら
安く旅すること、デジタルモノを安く手に入れること、そして安くても使いこなすことをモットーにブログを書いています。典型的なデフレ対応型なんだなと自覚しつつ、日夜物欲と対峙し断捨離を心がけるも、うまくいかない毎日であります。