ジャストマイショップ(Just Myshop)にて、パソコン画面に被写体を大きく表示できる「3R USB接続デジタル顕微鏡 3R-MSUSB201」がクーポンの108円オフを使用して4,870円で販売されています。いわゆるデジタル表示できる顕微鏡というもので、CMOSセンサーにマクロレンズをセットした拡大鏡という感じでしょうか。この拡大鏡の解像度は200万画素、倍率は等倍から約250倍で、スペック的には画素数の低さがどうも気になるわけです。800万画素ぐらいあってもいいのではと思うわけですが、サイズが栄養ドリンクの小型瓶ほどしかないので、80万画素でなくてよかったと思うべきなのかもしれません。通常の拡大鏡用途としては、本画素で問題なさそうです。子供の自由研究にいいかもという方が多いわけですが、大人でも十分に使える(遊べる)アイテムです。たとえば、クラフト・工作の作業を本機で撮影、静止画・動画で保存することができます。YouTubeやLINEにのせるマルチメディア作成にはお手軽なツールだと思います。本機のカメラ部分の周囲を取り囲むように4つのLEDランプ(対象物の素材に合わせて明るさ調節可能です)がついているので、接写して撮影しても嫌な影が出ないのもポイントです。
うれしいのは、専用の自由に形を変えられる「フレキシブルアーム」型のスタンドがしっかり付属しているので、いったん対象物にとらえたら手で保持するようなことは不要です。もちろん、観察箇所に合わせて形や角度を変更できたり、上のリンク画像のような、プリント基板に対する作業など、そのまま普通に作業して、撮影時の手振れによる画像のぼけを防止にも役に立ってくれます。そのプロセスを動画で残すことができるので、たとえば何がしかの機器を修理したり、部品交換したり、あるいは改造したりのプロセスを誰かに伝える際には強力なツールになることは間違いなさそうです。
実際に使用してみた感想としては、細かい工作作業(石加工など)を記録するには便利です。使えると思ったのは「高感度シャッター」と称しているもので、カメラ(栄養剤ドリンク形の底の部分)の底面に、高感度のシャッターボタン(センサー)がついていて、そこにタッチするだけでシャッターが切れるのは大変便利です。タッチ式だとなれればペンライトのような持ち方でも安定して撮影できるのと、スタンド固定の場合でも、ボタン式シャッターに比べて撮影時にカメラの位置をずらしてしまう恐れが激減されます。
対象物が初めから拡大された状態で写るので、それ以上に拡大する必要もなく、200万画素の画質で何の問題もないことがわかりました。小さな昆虫などを本機で撮影するのも面白そうです。リアルタイムで観察しつつ「授業や会議時に大人数で同時に見ることが可能」というのも本機のメリットです。見るだけではもったいないので、やはり撮影等を行いデータ化するような使い方が一番メリットを感じられそうに思います。学術研究用アイテムな感じを出している本機ですが、そこまで堅苦しいものではありません。普通に本機でお手軽に手作業プロセスをデータ化する、そしてデータを共有することに興味がある方は、試してみると面白いかもです。
安く旅すること、デジタルモノを安く手に入れること、そして安くても使いこなすことをモットーにブログを書いています。典型的なデフレ対応型なんだなと自覚しつつ、日夜物欲と対峙し断捨離を心がけるも、うまくいかない毎日であります。