Home オススメ! 2019年の定価買い、お買い物私的ベスト3

[番外編] 2019年の定価買い、お買い物私的ベスト3

よくある「2019年買って良かったもの私的ベスト」です。ベストといっても、ジャンル分けしていないので、順位はありません。自腹購入したものに限っているので、提供を受けた商品は含めていません。特売品でもなく、ほぼ定価で購入したもの多いので、過去の記事ではいずれも触れていません。個人的には高めでつかんだアイテムですが、安く買えそうなチャンスがあれば本サイトで積極的に紹介したいと思います。使用レビューは、来年にやります。

1Roborock S6 ロボット掃除機


年の年末、この12月に購入したものなので印象深く、使い勝手もよかった「Roborock S6 ロボット掃除機」をオススメしておきます。数年前から流行っているロボット掃除機です。国内メーカーのものは、掃除機の吸い込み能力そのものは頼もしいのですが、スマホでコントロールしたりする機能が弱く、面白く感じませんでした。かといって、iRobotを購入する予算をねん出する気にもなれなくて、前から気になっていたシャオミ製のものを購入してみました。


玉機能は「吸引+モップ」です。ただのホコリ払い機能だけなら、わざわざ高いロボット掃除機を買う必要もないように思います。吸引+モップ機能があれば、微細なハウスダストや皮脂汚れ油汚れを除去してくれるとうたっているので、迷わずこれを選びました。
フローリングにモップをかけると、気づかないうちにこびりついていた油汚れが取れたのがわかります。素足でペタペタ歩くと、快適さがまるで違います。マイクロファイバー製のモップだそうですが、オマケではなくて使い物になる機能です。


プリからの掃除場所指定は、さすがロボット掃除機です。水拭きしたいところと、したくないところを、アプリから掃除したくないエリアを指定するだけです。フローリングの上に、マットや絨毯を敷いている場合、その部分を避けて掃除を指令できます。
水拭ききを考えない場合は、搭載された高精度のLDSレーザーセンサーで、360°スキャンしながら、室内を正確・効率的に把握して、障害物を避けながら掃除してくれます。同時に正確なマッピングも行ってくれるらしく、Roborock S6はレーザーセンサーなので、暗い部屋でも問題なくマッピングすることができます(カメラ搭載のロボット掃除機では、暗い部屋で周囲の状況を把握することは困難です)。


段の乗り越えがロボット掃除機の一つの課題ですが、Roborock S6 は2センチの段差まで乗り越えることができます。実際、数ミリ程度の段差は一切気にする必要がありません。フリーリングの上に絨毯やホットカーペットを敷いていても、普通に掃除し続けてくれます。

水タンクは2段階の水量調整が可能で、一度で最大60平米までの水拭きが可能です。 吸引掃除だけでは取り残されてしまう、超微細な埃や床に張り付いた汚れを取り除きます。

実は一年ほど前知人からルンバを譲り受け、バッテリーの寿命まで使い込んでみたのですが、吸引力や掃除の仕上がり具合に不満を持っていました。おそらく、消耗品パーツを交換すれば、もっときれいになると予想しますが、バッテリーも交換して、オプションまで交換するとかなりの値段になってしまいます。それが、東南アジア旅行中のMiショップでたまたま見つけた「Roborock S6」に目をつけて狙っていました。本家のコピーだと思っていたのですが、旧世代のルンバより、こちらの方が掃除の仕上がりも、障害物センサーも上を行ってるのがわかります。雑巾がけの機能は、初めはオマケぐらいにしか考えていませんでしたが、性能が想像以上だったので今では普通に使っています。バッテリーが切れそうになると、充電台に戻って自分でチャージしてくれるので、可愛く思えます。

就寝後に動かれると気持ち悪いので、私的には外出後にタイマーをセットして働いてもらっています。一人暮らしの人なら、このクラスのロボット掃除機には投資する価値ありですよ。

2Dell XPS 15



人的に満足しているのが、Dell XPS 15です。私のモデルはCore i7 第8世代、メモリ32GBの1GB SSDのタッチパネルタイプで購入価格は25万円強です。本体はそれほど大きくない15インチですが、2KG越えの重さがあるので重く感じます。少し重いことを除けば最強のツールだと思います。私のように、バックパックに入れて、長時間電車や飛行機、パスに乗る人はこの重さは気になるところです。重さも大きさも、デザインもほぼMacBook Pro 17インチモデルと同じです。
それでも、わざわざXPS15を選んだのは、マシンスペックが少しでも高いものの方が、結果的に有益との経験則からです。特に15.6インチ 4K UHD (3840 x 2160) IPSにこだわったのは、動画編集と高解像度ミラーレス一眼レフで使う可能性を最大限に考慮した結果でもあります。購入前はタッチパネルはデメリットも多いように思っていましたが、この解像度で使う場合はタッチ機能はケチらなくて正解でした。複数のブラウザをタッチするだけで切り替えることができて、ウインドウ内の離れたブラウザ画面のスクロールも指先だけでコントロールできるので、とても便利です。


さがチョット・・・という人も確かに多いのが、このXPS 15を選ぶのに躊躇する人も多いはずです。軽さだけを求めるなら、富士通やNECなど国内製品に分があるのですが、スペックのわりに価格がネックです。デルの場合は国内モデルより安く、それでいてスペックが高い、しかも不要ソフトを押し付けられないというメリットが大きいです。大きさと重さが、もう少し小さくてもいいという方は、「New XPS 13」あたりもチェックしてみるといいかもしれません。DELL製品のスペックは、入手価格をケチらなくてもそれなりのスペックがあるので、まずチェックです。



3コシナ フォクトレンダー マクロ APO 110mm F2.5(等倍マクロ)



ニーのミラーレスカメラに昨年から鞍替えして、毎年一本はレンズを購入することになると思いますが、今年の初めに購入したのが「コシナ フォクトレンダー マクロ APO 110mm F2.5(等倍マクロ)」です。マニュアルレンズですので、今風ではなく、しかもピントが薄いので扱うのはそれほど簡単ではありません。

使
い勝手は、オートフォーカスに慣れた人からは正直、並々です。しかし、このレンズ、価格に似合わないものすごい描写をします。私のSony A3で使っても透き通るような解像感で、色味も美しく描写してくれます。ポートレートに使う場合も、抜群の背景ボケで、子供の目だけに薄くピントを合わせたような作品を生み出すことができます。しかし、F2.5解放ではピントを合わせるのはそんなに簡単ではないです。まして、子供や動物のように動き回る被写体は、アルファのお目玉機能、瞳オートフォーカスが使えない本レンズでは、拷問級の難しさになります。私の腕だと、100枚撮影して、まともにピントの合い方が満足できたのは、そのうちの数枚というお粗末さでした。ピントリングそのものは、最高に扱いやすいのですが、扱いやすさとピントの合わせやすさは別問題です。
時間をかけて操れば間違いなく美しい絵が手に入る神レンズに違いありません。すが個人的には、手放さないレンズではありますが、万人にオススメできるものではありません。動くものを撮影するには、昔ながらの腕が必要ですが、とにかく美しい写真を撮りたい方は、手を出してみる価値はあります。