NTT-X Storeにて、802.11ac 対応 1300 + 600 Mbps ビームフォーミングプラス対応の「NETGEAR Nighthawk R7000ギガビットルーター R7000-100JPS」が会員割引きされて10,680円で販売されています。これでも安いのですが、Wi-Fi中継器「EX6200」とセットでもプラス300円ですので、同時購入して、2点合計で10,980円でゲットするのがお得です。Wi-Fi中継器のEX6200そのものは6,980円の品物です。今年の決算期には、R7000そのものは箱汚れ品で一万円を切って販売されていましたが、それを考えてもこのセット価格はお得だと思います。本体3年保証付きの 802.11ac 対応ギガビットルーターですが、巷で安く売られているルーターとは「AC1900 Wi-Fi無線LAN - 600 + 1,300Mbp」、「1GHz デュアルコアCPU」という点が大きな違いになると思います。具体的には、5GHzと2.4GHz、二つの周波数帯(バンド)を同時に使えるデュアルバンド・ギガビットルーターですので、一般的に多く使われている2.4GHz帯と、比較的にまだ少数派の混雑の少ない5GHz帯を同時に利用することができて、その帯域を使い分けられるのが特徴です。その際には、ハードウェアの内部処理の負荷も大きくなるので、一昔のスマホなみの1GHz デュアルコアCPUなどという高スペックが必要になってくるわけです。理論値ですが、5GHz帯は最大1,300Mbps(1.3Gbps)、2.4GHz帯は最大600Mbpsの高速通信により遅延が発生せず、オンラインゲームや動画ストリーミング再生メインのユーザーには有利です。特にこのメリットが感じられるのは都会のオフィス街や、都会でなくてもオフィスなどの密集スペースでWi-Fi頼みのインフラが敷かれているエリアでは、2.4GHz帯は渋滞状態ですので、5GHz帯を導入するメリットは十分にあると思います。その他のハードウェアとしての特徴はUSB3.0に対応している点で、USBメモリなどを接続して簡易ファイルサーバーとしての使用も可能です。個人的に使用してみて感じたのは、本機はUSB3.0とUSB2.0のコネクタを備えていて、HDD、プリンターなどを共有することができるわけですが、必ずしも安定動作とはいかないようです。特に電力消費が高めのHDD等を接続してしまうと、例えばそのHDDへバックアップ作業中に止まってしまったりすることがありましたので、どちらかといえばUSBメモリあたりを接続して、ファイルサイズ少なめのデータを共有するような使い方の方が安定します。このあたりはファームウェアのアップデートにより改善される可能性もあります。あと、確認はできませんでしたが、特定のゲームを無線接続でプレイする場合、3時間を目安に接続がリセットされたりという不具合があるようです(不具合が出た場合はそのPCを再起動するなどが必要、ゲームメインな方は可能な限り有線で接続することをオススメします)。一方、YouTubeなどのオンライン動画に関しては快適そのもので、不具合のようなものはまだ経験していません。
総じて安定したルーターであることは(体感上も)間違いないので、無線でPCネットゲーム用に購入するというのはオススメしませんが、オフィスユーザーには、本機は電波も届く範囲も広めでしかも速度が安定しますので、オススメできるアイテムです。
安く旅すること、デジタルモノを安く手に入れること、そして安くても使いこなすことをモットーにブログを書いています。典型的なデフレ対応型なんだなと自覚しつつ、日夜物欲と対峙し断捨離を心がけるも、うまくいかない毎日であります。