NTT-X Storeにて、パイオニア ネットワークCDレシーバー NC-50(S)が、割備クーポン2,275円分を利用して、送料無料の47,980円で販売されています。
文字通りのネットワークレシーバーですので、ネットに繋がずに使えば、CDプレーヤーに、USB音源再生機能がついたアンプ内蔵機という感じになります。2016年後半の販売機種で、定価の10万円は少し高いかなと思いますが、5万円なら実力相応の機種でしょう。
DTS Play-FiやChromecast、radiko.jpプレミアム、TuneIn、Spotifyといったネット、ストリーミング、無線で楽しみたい主要なモノには対応しています。スピーカーが別売ですので、適当なモノを見つけてやらなくてはいけません。もちろん、デジタル入力に対応したアンプ内蔵スピーカーにデジタル出力するような使い方もできますが、それだと本体のアンプがただの電熱器になってしまうので、非効率に思います。かといって、高級スピーカーは本機にはもったいない気もするので、定価五万円以内(スピーカー2本)のものを目安に選ぶと、いい感じにまとまりそうです。
普通の赤外線リモコンが付属していますが、本機はネットワーク接続して、iOS/Android端末から専用操作アプリ「Pioneer Remote App」を利用する方が、遥かに使い勝手がよいです。これに慣れると、と赤外線リモコンの方は停電や、ネットワークにトラブルが起きているときぐらいしか使おうという気にならないと思います。
具体的な活用法ですが、スマホに細線してある音楽の再生、インターネットラジオ(radiko.jp)の試聴、HDDに貯めたMP3に代表される音楽ファイルの再生、ネットワークストレージに貯めた音楽ファイルの再生がメインになりそうです。
意外な本機のポイントですが、アナログレココード(MM型のみ)に対応しています。中古レコード店などで入手した、適当なレコード盤を再生する程度なら本機でも十分に対応できます(ただし、ターンテーブルを選びます)。そして、FM/AMのラジオも内蔵していること。デジタル入力にも対応しているので、テレビの音声を本機にデジタル接続して、本機のアンプで再生するような使い方もできます。それでも、やはりスマートフォンやタブレットをBluetooth接続して、本機からワイヤレス再生が主体になるかと思います(iOSデバイスからのAirPlay再生にも対応)。
本機の特徴は、再生フォーマットが幅広い(DSD、FLAC、WAV、MP3、WMA、AIFF、ALAC)こと、しかも高音質型に対応している点です。DSDも流通はさほどしていない感じですが、FLACはありふれてきているので、これ目当てに購入するのもアリだと思います。
スマホアプリでコントロール、高音質フォーマットを再生することに魅力を感じる方は、是非チェックしてみてください。
安く旅すること、デジタルモノを安く手に入れること、そして安くても使いこなすことをモットーにブログを書いています。典型的なデフレ対応型なんだなと自覚しつつ、日夜物欲と対峙し断捨離を心がけるも、うまくいかない毎日であります。