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受験生は迷わず手に入れろ「AutoMemo」で講義をテキスト化!

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ソースネクストが販売する「AutoMemo(オートメモ)」は文字お起こしをするツールです。

要するに、会議などの人間の会話をテキストデータにするツールです。

AutoMemo」そのものはジャーナリストやインタビュアー向けのツールとして開発中のものらしいのですが、私はスペック等を考えると「受験ツール」にしか思えませんでした。
受験生こそ、このツールを何百倍の価値にして使いこなせるツールではないのかと思ったわけです。

資格試験などを勉強する際、最近は予備校のネット配信講義を受けることが普通になってきていると思います。
大多数の資格試験は、実際のところ頭に詰め込んで試験場で吐き出せば合格点に達するわけです。
予備校講師は商売上「何度も講義を聞いて、できれば二倍速で聞いて頭に入れてね」というアドバイスが普通にあります。

でも、私の知る限りのマジ頭いい人(一発合格者など)は講義を二度聞きしていなかったように思います。
というのも、講義を二度聞くと時間を消費しすぎで、勉強した気にはなるだけ、勉強の効率が悪くなるというのが、カシコイ人の言い分でした。その中でも短期一発合格者の秀才君はノートすら取っていなかったことを思い出します。

もちろん、二度聴きして優秀な人もいました。そのような人は、受講した講師が好きすぎて、憧れすぎていて、二度でも三度でも聞くのが苦痛にならない人だったと記憶しています。

私程度の知能指数だと、カシコイ人の行動から学ぶしかないのですが、講義は何度も聴く必要なさそうだというのは薄々感じていました。努力のわりに成績が伸びなかった経験からです(でも満足感は高い)。それでも、二回ぐらいは聴いてもいいのではと思います。しかし、三度目以降はやめたほうがいいです。三度聞き直すとなると、もはや宗教の説法レベルで、その講義の部分だけがズバリ試験に出るような特殊ケースを除けば、高々資格試験の講義ごときにそこまでの意味はありません。仕事をしながら資格試験等をやろうという人は、そのような勉強時間があまりないはずです。

AutoMemo のテキスト化機能を最大限に活用する

で、話が長くなりましたが、一発目の講義を「AutoMemo」で録音して、テキスト化してスマホに送り、一日中スマホでテキストを眺めていれば、大半の資格試験のコアな部分はクリアできるのではというお話です。

かつてのこの手のソフトは、テキスト化機能が脆弱すぎて使い物にならず、かける手間のわりにリターンが少ないという、要領の悪い手法でした。

でも「AutoMemo」は別です。実際にかなりの言葉が、まともなテキストになり、しかも適度に間違えてくれるからです。

間違いのない、あるいはほぼ間違いがないテキスト化なら、実のところ勉強には使いにくいものになります。そういうものが仮に必要なら、予備校が発行している参考書やテキストを購入すれば事足りるからです。何なら、授業で配布されるレジュメでもいいかもしれません。

文字起こしデータで反復すると、なせ効率が上がるか?

当然ですが、一度は耳で聞いているので(予習しているので)、それを文字起こしたテキストを読むだけならほとんど時間はかかりません
二時間の講義でも数分(長くても10分)で読み終わります。単に目で追って復習しているだけです。

もし、講義を二度聴きするなら、仮に二倍速で速聴しても一時間は消費します。ですが、テキストを目で追って読むだけだと、数分です。さらに三度目はもっと短くなり、数十秒(数秒かも)になります。

同じ制限時間なら、倍いったん頭の中に入った授業内容を、倍速聴きより、テキストを目で追う方が(あるいは音読して)終えることが数回(数十回)以上多く反復できます。

つまり、一度講義を聴いたものを、文字データで読むだけなので、頭の中に入っていることと、読んでいる文字データが一致しているかを確認する作業を行うだけです。
この一連のプロセスの中で、新しいことを一切頭に入れていないので、これが最強の復習になります。

文字起こしの間違いが少しあると脳は活性化するか

たとえば「仮想通貨」みたいなトレンドワードはしっかり「AutoMemo」はテキスト化しますが、「グリチルリチン酸二カリウム」みたいな技術用語は普通に間違えます(たとえば「グリチル離心さんに借りる」とか)。

当然、復習のときに受験生はこの誤字を正しく書き直していく作業を行うことになります。これが、ものすごく頭に定着する作業になります。特に「AutoMemo」がヘマした文字起こし部分は、キーワードになっていることがふつうにあります(特にテクニカルタームの場合)。

まったく間違いのないテキストをダラダラ読むより、間違いがあるに違いないと猜疑心満々で読む方が、脳内に定着します。

AutoMemo はホントに使えるのか?

販売元のソースネクストの公式見解としては、「ラジオやテレビなどのスピーカーを通しての音源利用は奨励しません」とのことです。おそらく、周波数帯を広く拾えない、音がこもる、機械音声っぽくなるなどの理由で、テキスト変換精度が保証できないということのようです。

しかし、モノは試しで、実際にPCスピーカーなどからYouTube音源などを変換させてみても、かなりの精度で変換します。特にバックグラウンドミュージックがないものについては、普通に会議の音源を変換するのと遜色ありませんでした。

結論としては、PCスピーカー(メーカーは見たこともない中華の安物、ピンジャック型)から再生させたビデオ講義を普通にテキスト化してくれました。メーカーは奨励していませんが、このような使い方は普通にできます。もしかして、重低音のきいたラップトップの付属スピーカーなどの場合は、変換精度は落ちるのかもしれません。
(講師の話し方や、専門用語の使い方などで変換精度は)

具体的にどう使う?

受験生は時間が命です。YouTuberのごとく、マイクやスピーカーにこだわらずにどこでも手持ちのものを活用するのが前提です。マイクやスピーカーは、PC購入時の付属のもので始めましょう。

ことの性質上、図書館などの静かに過ごさなくてはないない場所では、この学習法は使えません。イヤホンで講義ビデオやテープを聞くと、「AutoMemo」が活用できません。現実には自宅の部屋で一発目を学習するのが普通だと思います。

適当なオンライン講義をPCスピーカーで再生します。同時に「AutoMemo」の録音ボタンを押します

講義のポイントになるシーン、テキストのページが切り替わるシーンなどで「ブックマークボタン」を押します。
これは、後で素早くポイントを確認する際に使います。会議を録音する場合も同じ要領です。

講義が終わったら、再度録音ボタンを押して止めます。

録音が終わると、「AutoMemo」がWi-Fi経由でクラウドにアップロードを始めます。ただアップロードするだけですので、この時点ではテキスト化処理はされません。
ここで、今聴いた講義がテキスト化に値するものなのかどうか確認しましょう。テキスト化するまでもないものは、クラウドから消してしまいましょう。
あるいは、二度聴きしたい場合は、クラウドに一時的に残しておいても問題ありません。ただし、一時的です。

「AutoMemo」はクラウド保存は無制限で無料なのですが、テキスト変換サービスは現在、先に保存したものから順次処理するようになっています。
そのため、テキスト変換する予定がない音声を残しておくと、無駄にテキスト化サービスを消費してしまうので、得策ではないです。

具体的にどう復習する

スマートフォンでアプリを起動して、テキスト化する値打ちのある講義なら、テキスト化を指定します(図は説明のための画像でテキストは本文と関係ありません)。

テキスト化したテキストデータは、クラウドにアップロードされた音声データとシンクロします。具体的には、音声に合わせて、テキスト上の今話している音声の位置を示すカーソルが移動します(図は説明のための画像でテキストは本文と関係ありません)。

文字起こしの場合は、もう一度聴く必要がありますが、受験勉強の場合は、まずひたすらテキストを読み進めます。
一度聞いた講義なので、文字データは普通に頭に入ってくると思います。

ところが、時々テキスト誤変換部分に出くわすはずです。その場合は、そのテキストをタップします。するとその部分だけ音声が再生されますので、再確認します(図は説明のための画像でテキストは本文と関係ありません)。

このサービスの不満な点は、毎月1時間までのテキスト化サービスしか無料になっていないところです。受験生がこの程度の時間で足りるわけもなく、週3回90分の授業わテキスト化するとしたら、最低でも18時間は必要です。
毎月1時間までというのは、ふざけているというか、なめているというか・・・

ソースネクスト社によると、

2週間おきに30分の会議をテキスト化することを前提にした・・・・

とかの説明でしたが、話になりませんね。

月額980円を支払うことで、毎月30時間までの録音データをテキスト化できるのですが、受験生なら支払う値打ちがあるように思います。

2021年3月31日まで限定ですが、それまでの購入の場合、発売記念キャンペーンで、申し込みから6ヶ月間、上の月額980円が無料になります。

6ヶ月間で片が付きそうな試験は、宅建、行政書士試験、社労士とかありますけど、要領がよくてしかも時間がある人以外は、もう少し学習期間があった方が良いと思うので、現実的には6ヶ月間無料+数か月分は980円負担という感じになると思います。
無料キャンペーンはいずれにせよ利用するに越したことはありません。
新たなお得な長時間サービスプランが提供されることも同時に臨みます。

大学受験などに活用したい人も多いかと思うのですが、歴史系の科目には抜群ですが、数学系の科目にはあまり使えません。化学系や生物系の科目には意外と使えると思うのですが、物理系にはあまり向きません。
なんとも言えないのが英語(語学)系です。
一応、多言語テキスト変換できるのですが、英語を日本語で説明するような、いわゆる予備校の英文解釈、英文法的な授業では使いにくいです。というのも、今のところaiが二か国語混在の会話を変換できないからです。今後、バージョンアップされる可能性はありますが、あくまで可能性です。
語学系の科目に利用しようとしている方は要注意です。
尚、英語で行われる英語の授業なら、変換効率は高いです(変換言語に英語を指定することをお忘れなく)。そのまま英語のテキストが出力されます。それをGoogle翻訳しようがご自由という感じで・・・

参考までに

参考までに、具体的なオンライン講座です。
基本点を暗記だけで処理できるとかなり有利になる試験です。

以下、少々難関ですが、本稿の勉強法が通じる講座

独学でやる場合は「月額定額サービス【ウケホーダイ】」や「資格スクエア」などもチェックしてみるといいかもしれません。安く学べる時代です。


AutoMemo(オートメモ)の詳細はこちら



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