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【動画作成の基本】初心者のおさえておくべき動画の組立法

画作成技術が、昨今当たり前のようになってきました。
ここでは、初心者がおさえておくべき、動画間組み立て法をまとめておきたいと思います。

なお、当サイトでのオススメ動画作成ソフトは、Windows ユーザーなら Vegas Pro です。
Mac ユーザー、もしくは Mac と Windows の両刀使いなら、Adobe Premiere が使いやすいと思います。

1撮りたい動画内容を頭の中で整理

画にしようと考えるネタが動画に向いているかどうか、しっかりチェックします。

「どこよりも早い」か「誰もやっていない」か

  • 自分のネタが誰よりも早いネタかどうか
  • 誰もやっていないネタかどうか

上のチェック項目は、どちらも新鮮かどうかというものですが、当てはまれば間違いなく再生回数が伸びます。

一見、当てはまっているように見えても、例えば新曲発表などは未発表の曲だからといって再生回数が伸びるとは言えません。楽曲は誰もやっていなくても、楽曲発表動画そのものはとっくに誰かがやっているからです。

動画である必然性はあるか?

情報を紙やWebで得たら、見たいところにさっと目を通して次に進めるという最大のメリットがあります。
一方、紙の場合は、飛ばし読みされて全体を把握せずに、勝手に要点を絞られてしまうリスクがあります。
動画にする場合は、テキスト情報で得られる情報以上に、大きなメリットを視聴者に提供できるかどうかがポイントです。

例えば、新車発表の動画で 2.5リットルターボ・エンジン搭載とテキストで表記するだけではなく、動画の中でエンジン音まで聞かせると、その主張が明確になります。その背中に感じる振動をドライバーの表情を動画にすることにより伝えられるかもしれません。音声だけ録音して、ポッドキャストなどにしてもよさそうですが、実際の車の動画と音の組み合わせの方が、ずっと幅揃い視聴者の印象に残ります。

「自分の動画は誰に伝えたいのか」をしっかり決める

ペルソナなんて言葉をよく聞きますが、初心者が意識すべきことは、誰に伝えたいのかをしっかり意識することだけです。
告白すべき相手を間違えると、まるまる努力が気泡に帰します
上の新車の例なら、2.5リットルターボ・エンジンに魅力を感じる人、あと一押しで大好きになってくれる人に伝えたいというケースが普通です。
車に興味のない人に、2.5リットルターボ・エンジンなどと動画を始めても、途中で飽きられる可能性がありますので、初心者のうちは、この手の難題には手を出さないようにするのが無難です。確実に消耗します。

  • ノンターボ車との違い
  • ターボ加速の快感
  • エンジン音込みの、各部位詳細
  • 高速道路での車内カメラ動画

がわかるような動画の材料を撮影します。
車に関しては、撮影者の腕がモノをいうのですが、実際、初心者が撮影した動画もかなりの再生回数があります。

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初心者は速さをまず重視すべし

画は伝えることができるものが多いので、ウェブライティングよりずっと時間を要します。 そのため、素人なのにプロレベルのクオリティなどにこだわってしまうと、永遠に動画が完成しません。
ポイントは、やはり速さが命です。多くの情報は古くなると、その価値が激減します。 逆に、素人クオリティでも一番乗りの情報なら、その価値千倍です。

動画の長さは、5分以内がオススメ!

YouTube で広告収入などを考える人は、8分強の動画が理想ですが、初心者の場合は5分以内でまとめる方が無難です。 そちらの方が最後まで再生される可能性が高く、オススメ動画に入るチャンスも増えます。
動画のジャンル次第ですが、内容のある10分以上の動画は、相当作業がキツく感じるのが普通人だと思います。

サウンドは手を抜かない

画の音は適当でよいように思いがちですが、ここ最近の傾向では、音質が悪い動画は YouTube などでもオススメ動画に入らなくなってきています。
音質が悪くても、内容が十分に伝わる動画はいい動画ということになりますが、逆にマズイ動画でも、音質さえよければ、そこそこ良い動画と誤解してもらえます。

2何を準備する?

画で何を撮るかさえ決めれば、撮影機材は必然的に決まります。 単にカメラさえあれば良いというものではなく、カメラをどう使うかがポイントです。

動画用の撮影機材

カメラ

カメラがないと話になりません。動画撮影できるのであれば、ビデオカメラでも一眼レフでもコンパクトデジタルカメラでもスマートフォンでも大丈夫です。解像度が高いほど鮮明な映像を提供できるとは言え、もっとも優先されるべきは「内容」がしっかりとれるかどうかです。

  • 容量に余裕のあるスマホ
  • デジカメ
  • アクションカメラ

アクションカメラ

GoPro が有名ですが、細かい動きのあるポイントをしっかり撮るには、一台は持っていた方が、撮影のバリエーションが増えます。
実際、アクションカメラはカメラそのものより、アタッチメント(ヘルメットに固定する、車外に固定する)の方がポイントになります。 何が撮影できるかだけが重点ポイントです。 カメラの画質そのものは、標準レベルあれば大丈夫です。

機材の選び方としては、アクションカメラは紛失、破損が当然に起きるものだと認識しておくと助けになります。
一つのスクープ的な動画を撮るために、数台の GoPro を壊した、失くしたなんてことはよくあります。 これが怖い場合、もう少しコストパフォーマンスを上げたい場合は、中華製アクションカメラを複数台使用するのもアリです。

ドローン

どんな素人の動画クリエイターでも、ドローン空撮動画と組み合わせれば、それだけでプロっぽく見えてしまいます。
本格的な空撮をするのでなれれば、低価格帯のドローンでも大丈夫です。 空撮はあくまで全体で数秒程度、という感じでまとめるというのなら、釣り竿にジンバル付きアクショカメラをつけて、空撮もどきを行うのもアリです。

三脚か一脚

動画撮影では三脚は必需品です。手持ちでブレブレの動画をソフトウェア上で処理して、ブレをおさえるというような編集も可能ですが、ブレ動画が値打ちを持つのは、そりなりのスクープ的要素がある場合のみです。
大半のネタの場合、ブレているというだけで、ほぼ再生回数は下どまりになります。
そこで、どんなカメラでも有効なのが三脚です。三脚さえ使っておけば、ブレはおさえることができます。
一方、アクションカメラの場合は一脚が有効です。アクションカメラ自体は軽くて、GoPro の場合は強力な電子手振れ補正が効くので、一脚で上下のブレだけ防げば事足りることもよくあります。

マイク

ほんの1年少し前までは、マイクの品質はイマイチでも良かった感じがありますが、最近はマイクの品質が悪いと、動画を早回し再生されて、途中で脱落してしまう視聴者が目立ちます。
というのも、他のそこそこの本質の整った映像の後、品質の悪い音の映像を再生すると、えの低品質の音のおかげですべてが品質悪いと思われがちです。 別マイクをつけて撮影する、音を別録りするなどのテクニックは、初心者でも必須になりつつあります。
自分の声で解説をつけたりする場合は、iPhone の付属イヤホンマイクが品質的にもいい感じなので、コストをおさえたい方にはいい選択です。

動画編集ソフト

Windows には ムービーメーカー、Mac には iMovie が標準で使えるようになっています。 しかし、トランジションやテロップの微調整にイラつくことがあるはずで、プロ用のソフトを利用すべきです。
プロ用ソフトは、初心者でも十分に使える内容ですので、わざわざ機能限定版を購入して、制作の幅を狭めるのは利口ではありません。
当サイトのイチオシは「Vegas」シリーズで、価格が異様に安いクセに、プロ仕様というすごいソフトです。ソースネクストで販売されているパック版を入手すれば、サウンド編集と動画編集に関しては、他のソフトは不要です。
しかも、素人でもほぼそのプロ機能が使える(すぐ使えるようになる)というインターフェイスの秀逸さは、使えば納得するはずです。当サイトでも、使い方をいくつか説明した記事がありますので、参照してみてください。

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