Home PC周辺機器 802.11ac対応 デュアルコアCPU搭載の無線LAN ルーター「Archer C9」が送料無料の実質10,320円!

802.11ac対応 デュアルコアCPU搭載の無線LAN ルーター「Archer C9」が送料無料の実質10,320円!

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楽天市場のTP-Link ダイレクト店にて、802.11ac対応のギガビット無線LANルーター 「TP-Link Archer C9」が送料無料の13,900円と表記されていますが、10,000円以上で使用できる「1,000円オフ」クーポンとポイント20倍還元で実質10,320円で販売されています。ボディは樹脂製、サイズは221×86×169ミリと、写真から受ける印象より、実物は大きく感じます。TP-Link製ということで、どれほどの実力があるのか不明でしたが、ネットギア製などと遜色のないルーターでした。おそらく同価格帯の無線ルーターでは、本機のコストパフォーマンスが一番よいと思います。
特徴としては、2.4GHz帯では最大600Mbps、5GHz帯では最大1300Mbpsのデュアルバンドギガビットであることです。2.4GHz帯に接続して、電子メールやテキスト主体のウェブ閲覧、同時に大容量の帯域幅が必要なオンラインゲームやストリーミングメディア、HD ビデオなど最大1300Mbps の速度がサポートされ、5GHz帯を介して最大1900Mbpsの無線ネットワーク環境が構築可能です。
CPUはBroadcom製の 1GHz のデュアルコアプロセッサーで、複数の無線接続と有線接続の同時処理を余裕を持って行えるのも特徴です。他社製の廉価クラスのルーターも大方のスペックは似たり寄ったりなのですが、CPUをケチっているものが多いのが現状です。本機のワンランク下の「 Archer C7」もお得なモデルだと思いますが、こちらはシングルコアです。同時接続、同時ストリーミングなど、ネット回線の負荷が高めな方には、本機の方がオススメです。特に、本機のUSBアクセスを含めて同時処理する場合は、CPUのスペックがモノを言いますので、本機に外付けストレージを接続して簡易NASにするようなことを考える方も、本機の方がオススメです。
本機は3本のデュアルバンドアンテナを搭載していますが、2本タイプのモノより接続は安定して転送範囲も大きいわけですが、他社製品の3本タイプと比べると、少し転送範囲がわずかに狭く感じます。ただし、接続そのものは安定しています。
本機はネットワーク機器としては及第点で、高機能かつ安定性も高くて申し分ないのですが、他社製品の楽々設定に慣れた方には、本機は原始的な方法で設定が多少必要ですので戸惑いがあるかもしれません。CDなどのユーティリティが一切付属していないということは購入前に覚悟しておく必要があります。ちなみに設定と言っても、本機とPCを有線接続し、ブラウザを起動して「tplinkwifi.net」(192.168.0.1)にアクセスして、後はプロバイダーのパスワード入力設定程度ですので、初めてインターネットするような初心者でもない限り、どなたでも問題なくできるレベルだと思います。特に設定が細かいわけでもなく、かといって簡素なわけでもなく、バランスがとれた設定が可能です。
簡易NASについては、普通に使えるという感じです。本機はUSB3.0で外部ストレージの接続もできて、省電力タイプのUSBメモリや低価格帯のSSDなど、その中身を共有できます。速度的にも、大きなファイルを常時やりとりするわけでもなければ実用的です。
個人的には使い始めてまだ間もないのですが、高速通信をフルに使っても安定度は高く感じます。接続切れなどは全くないので、やはりCPUの高速化が一因ではと思っています。
コスパ的には上々のモデルで、5Ghz帯をしっかり構築したい方にはイチオシです。

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