前モデルを紛失後、再購入するのをためらっていたのですが、CASIO PRO TREK から新型のスマートウォッチが発売されたので辛抱せずに購入しました。カラーは現在3色展開されていて、最近の愛機 Sony α7iii のカラーに揃えてオレンジを選びました。間違って購入しないように念のため注意書ですが、脈拍センサーは搭載されていません。トレーニング管理の目的としては、本機はミスマッチになります。
2. 使用感
機能的には前モデルと大した差は無いのですが、サイズが前モデルWSD-F20と比べて縦横幅で約4ミリ弱ほど小さくコンパクト(49.1x53.8mm)になっています。それでも、以前男性向けのサイズには変わりないのですが(カシオによると、女性がつけても全く問題ないサイズらしいです)、威圧感も減って個人的にはうれしい限りです。フィット感に関しては、コンパクトになった分腕に吸い付く感覚が増して、前モデルを上回る良さです。一方、操作性は小さくなった分だけ、指の太い人は繊細にタップしてやる必要があります(慣れれば大したことありません)。
期待するスマートウォッチ・健康度計としての機能は正直なところ目を見張るほどのモノはありません。そもそも健康管理の目的には本機はミスマッチです。メール通知などは安物のスマートウォッチでもできますので、そんなモノだけのためにこの時計を買いたい人はまずいないと思います。本機はモノクロ表示とカラー表示(有機EL)専用のデュアル液晶になっているのですが、バッテリーセーブのためには普段はモノクロを常用すべき時計です。PRO TREKSといえば気圧や高度をしてナンボのものという感じなのですが、前モデルではカラー表示に切れ代えなければ数値を見ることが出来ませんでした。本機からはモノクロ表示でも歩数やコンパスなど搭載した、センサーの値も確認できるようになっています。本機でモノクロ表示、スマートウォッチ機能をオフ(エクステンドモード)にすれば一ヶ月以上バッテリーが持ちます。