NTT-X Storeにて、ビクターの「32GBハイビジョンメモリームービー(ホワイト)GZ-R300-W」が会員割引きされて26,800円で販売されています。全天候型のビデオカメラですので、5メートル防水、防塵、1.5メートルの耐衝撃、-10℃までの耐低温機能は当然として、本体サイズは60×59.5×122ミリ、内蔵バッテリー含めての重量は約288gですので、携帯するのに苦にならないのは魅力ですね。防水性ですが、水深5メートルまでかつ30分以内であれば、本体だけで、直接、水に浸けて撮影することも可能です。この制限を超えてもプールやスキー場程度なら問題はなさそうですが、海水中で使う場合はあまり浸けすぎないようにした方がいいと思います(プールでも本機を持って飛び込むとかの撮影はNGです)。雑に扱って落としても、撮影中にゲリラ豪雨に遭っても気にせず、汚れたらそのまま水洗いできますので、なんとも頼もしいビデオカメラです。
10メガ静止画記録もできるので、スチルカメラとしても使えますが、搭載レンズの画角が広角側で約40~50ミリに止まっていますので、本領を発揮するのはやはりムービーカメラとして使った場合だとおもいます。本機種は2015年始めに発売されたカメラで、最新機種ではないのですが、ビクターからそれ以前に発売されたカメラの最大のネックはバッテリーの持ち時間の貧弱さでした。本モデルからは実用レベルを余裕でクリアしているので、充電器の持ち運びも軽減されると思います。ちなみに、バッテリーでの連続撮影時間は約5時間10分で、実撮影時間では約2時間50分程ですので、本機搭載の内蔵メモリが32GB(128GBまでのSDカードによる増設は可能)であることを考えると現実的なまとまり方だと思います。一方ACアダプターでの充電時間は約6時間10分と、この点はなんとかして欲しい点ですが、価格との折り合いという感じでしょうか。それでも、USB接続によるモバイルバッテリー駆動に対応しているので、実用上は問題にならないと思います。
丸一日の撮影でも内蔵の32GBだけ使うとして、動画の最高画質モードの場合は2時間40分程、10メガの静止画撮影のみなら約4900枚記録できますので、内蔵バッテリーだけでまかなえます。動画の低画質モードだと13時間30分ですので、途中で充電を挟む必要があります。
デジタル一眼レフにはかなわないまでも、50インチTVで鑑賞するにしても、スマホの動画よりずっと綺麗で、余計なオプション品無しで本機のみで気軽に撮影できることを考えれば、価格も含めてオススメです。
安く旅すること、デジタルモノを安く手に入れること、そして安くても使いこなすことをモットーにブログを書いています。典型的なデフレ対応型なんだなと自覚しつつ、日夜物欲と対峙し断捨離を心がけるも、うまくいかない毎日であります。