前モデルを紛失後、再購入するのをためらっていたのですが、CASIO PRO TREK から新型のスマートウォッチが発売されたので辛抱せずに購入しました。カラーは現在3色展開されていて、最近の愛機 Sony α7iii のカラーに揃えてオレンジを選びました。間違って購入しないように念のため注意書ですが、脈拍センサーは搭載されていません。トレーニング管理の目的としては、本機はミスマッチになります。
5. Ski Tracks
Ski Tracks というアプリをご存じでしょうか。CoreCoders社が開発しているウィンタースポーツに特化して開発された、スキー・スノーボード向けアプリで、滑走スピードや傾斜、滑走本数などを記録することができます。元々iOS用のアプリだったのですが、本機と連携できるのはAndroid版だけですので注意が必要です(iOS版は本機と連携できません)。本機以外のWear OS採用スマートウォッチでも使用できるはずですが、検証がPRO TREK Smartで行われているので、ボタン操作は最新の本機で最適化されています。現在のバージョンでは、スマホとの連携が必須ですが、いずれはWear OSだけですべて処理できるようにする予定があるそうです。ゲレンデをわずが斜めに横断した時と、直下したときの取得した距離データが驚くほど正確なのは、これまでずっとPRO TREK Smartの(GPS)センサーの精度がよいからだと思っていたのですが、Ski Tracksの高精度地形データベースと精密にリンクさせているからだということを最近知りました。もちろん、GPSセンサーだけではなく高度センサーも精度が高いので、地形データベースと併せて微妙な差が計測できるようです。
マイナスポイント
スキー滑走中はSki Tracksの情報はPRO TREK Smart上にリアルタイム表示されません。最高速度が出ているか、どの高度にいるかなども表示できません(あくまでSki Tracksを使用しているときのみ)。安全性に配慮した使用らしいですが、私を含め不満に思う人は多いと思います。アプリ上の問題なので、何とかして欲しくは思います。データを見たいときは、まず停止する必要があります。