Apple から新しい iPhone が発表されました。
私的には、昨年の iPhone11 は見送っていたので、今年の 12 は購入することが決定しています。
一言で、今回の iPhone の特徴を言ってしまうと、「5G対応端末になった」ことでしょうか(最大で下り4Gbps、上り200Mbpsの5G通信が可能)。
日本国内ではNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの5Gに対応します。
細かいところでは、すごくバージョンアップしていますが、他の Android メーカーがなんとでもしそうなところでもあるので、Apple の優位性がどれくらい続くのか心配なところです。
個人的に、私的な情報を入れるモバイル端末は iPhone だけです。LINE やら何やらの怪しいアプリは、すべて Android の方にインストールしています。
定番のカメラ比較
今回の iPhone12 の私的ポイントは「カメラでRAW撮影」に対応(Pro、Pro Max のみ)した点です。実際、他社のスマホでも十分すぎる絵がとれますが、iPhone で撮影すると気分が乗ります。
スマートHDRも搭載されましたが、実際撮影してみないとよくわかりません。
いずれにせよ、コンデジとしては最高レベルのものですね。
iphone11 | iPhone12 | |
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レンズ構成 | 6枚 | 7枚 |
広角 | f 1.8 | f 1.6 |
広角レンズの構成は、iPhone12 の方がゆがみが少なくなっています。
iPhone の出荷台数を考えれば、のきなみ有名ソフトが Apple ProRAW 規格に対応してきますので、今後は普通のコンデジなどでも同じ方式が使われ始める可能性があります。特に深度センサーの情報などが RAW に含まれるとなると、なんかすごいことが出来そうですね。
iPhone12 Pro Max に関しては手振れ補正が、ソニーのアルファなどと同じセンサーを動かすタイプになっているので、この点も注目です。
多分、センサーシフト+レンズの光学手振れ補正という意味だと思います。それでないと、あまり意味はないはず。
厚みが7.4mm になった
ガジェット的には、スマホケースに入れて使う人にはどうでもいい点かもしれませんが、Apple のようなデザイン的に優れたスマホを使うときは、ケースのようなオヤジ的なものは排除して、裸で使うのがカッコイイと個人的には思っています。
今回は全モデル7.4mmを達成しているので、裸で使うと値打ちが増しそうですね。
学生の身分の方は何してもいいのですが、いい年した世代が、ケースに入れていかにも大切そうにスマホを取り出すと、仕事ができない感が出てしまい、特に若い世代と付き合う方は注意が必要です(私的な偏見入りの意見です)。
カメラのセンサーがアップグレード
スマホを買うということと、コンデジを買うということがほぼ同義語化している私の中では、カメラは大切なポイントです。カメラの機能や性能が不十分だと、購入を見送る理由になります。
iPhone 12 Pro Maxは超広角(f2.4)、広角(f1.6)、望遠(f2.2)の構成で、望遠が65mm相当になっているのがポイントです。この65mmというのは絶妙な画角で、50mmだと歪みがまだ気になる人にとっては常用することになりそうですね。ブツ撮り、ポートレートでも最適だと思います。
広角のみセンサーシフト光学式の手ブレ補正に対応し、最長2秒まで手ブレを抑えることができるそうです。広角のセンサーは従来より47%大きくしたとのこと。
初心者でも広角は手振れしないのが普通ですので、手振れ補正よりセンサーが大きくなったことの意味の方が大きいですね。要するに小さく写ってしまった記念写真を、引き延ばしてもつぶれにくいということですね。
ただ、販売価格を考えると、この程度の性能は当然とも思います。
LiDAR については、まだよくわからないのですが個人的な期待ポイントですね。撮影するだけで3Dデータ化できる程度まで進化すれば、この機能なしで生活できないかも。
ジョブズ時代の角形デザインに戻した
私的な意見ですが、丸形のデザインより、角形デザインの方がカッコいいと思います。
ジョブズが残した最後のデザインともいわれている角形デザインですが、これがブ厚かったら最悪なデザインで、持ちにくく引っかかりやすく、かつてのコンサイス英和辞典のごとくになりがちです。
今回は 7.4mm でまとめているので、角形デザインの方がいいに決まっています(個人的偏見が入っています)。
もちろん角形といっても、しっかり面取りされているので引っかかりはないですよ。
頑丈な Ceramic Shield をどう見るか
多くの人は画面に保護シートや保護ガラス補貼ると思うのですが、私は一度貼らずに使用する快適さを体感してから、一度も貼っていません。
硬いガラスらしいので、傷はつきにくいらしいのですが、これまでのガラスでもそんなに汚い傷はついたことはありません。
基本的には、ダサい保護シートを貼らずに、かっこよさを保ったまま使えるのはうれしいです。
また、防水仕様(水深6メートルで30分間耐えられる)もアップしているので、汚れたら濡れハンカチでふき取るという普通の使い方ができます。
落としても壊れにくくなっているらしく、試すつもりは毛頭ありませんが安心ですね。
所詮は道具に過ぎないので、使ええば使うほど愛着が出る道具であってほしいです。
ケースに愛着を抱くようだと、本末転倒ですからね。
ワイヤレス充電は使えそう?
これまで充電速度がイマイチなので、使うかどうかは不明ですがあるに越したことはありません。
高級乗用車にはワイヤレス充電気がデフォルトで乗っかっているので、生活スタイルによってはいいものかもしれません。
ちなみに、最大15WのMagSafeワイヤレス充電になっているので、もしかしてそんなに遅くないかもしれません。どちらかというと、充電アクセサリに関心を奪われますね。
私的なマイナスポイント
- サイトのデザインがダサくなった
なんかダサいですよね。私はそう感じます。
ジョナサン・アイブが去った後処理のまずさが出ている気がします。
- USB Type-C 接続無し
今回からUSB Type-Cが採用されると皆が予感していましたが、裏切られました。
Android や iPad を持ち歩く人は、Type-C で統一してほしいと思っていたはずです。
しかし、Lightning そのものは悪くはないと思います。端子がむき出しですが、アルコールで磨きやすく、メンテも難しくありません。
私的に Lightning ケーブルを数本以上所有してることもあり、これは買わない理由にはならないです。
- 指紋センサーは相変わらず省かれる
かつて排除した指紋センサーが復活することは、私自身は期待はしていなかったのでどうでもいいのですが、あれば少し安心できたかもしれません。
これも、私的には買わない理由にはならないレベルです。
どのモデルにするか?
「iPhone 12」「iPhone 12 mini」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」の4モデルで薄さや、A14 Bionic 搭載などは同じです。
全体の構造もほぼ共通で、違いは搭載カメラの数とフレーム素材の違い(iPhone 12はアルミ、12Proはステンレス)です。
カメラ機能重視派ですので「iPhone 12 Pro Max」になる予定です。発売日が「iPhone 12」「iPhone 12 mini」は10月23日に発売、「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」は11月13日です。
予約しないと買えないものなのか不審に思っていますが、予約なしで「iPhone 12 Pro Max」を買うつもりではいます。発売日に入手することについてはこだわりはありません。
カメラの機能に関しては、Pro でなくても画像はきれいですので、一般的には、わざわざこだわる必要はないかもしれませんね。
結局買うのか?
私の場合は、今使っている iPhone の性能が限界なので買うことは決定済みですが、iPhone11 などまだ最近の機種を使っている人は、見送りは十分検討すべきだと思います。
ただし、最近のスマホの無意味な巨大化現象に悩まされていた方は、買いの一手ですね!
iPhone 12 mini は高性能で小型、ハイスペックを実現しているので、待ち望んでいた人は多そうです。
安く旅すること、デジタルモノを安く手に入れること、そして安くても使いこなすことをモットーにブログを書いています。典型的なデフレ対応型なんだなと自覚しつつ、日夜物欲と対峙し断捨離を心がけるも、うまくいかない毎日であります。