Home オススメ! AEの対抗馬「VEGAS Effects」を含む映像制作ソフト「VEGAS POST」のユーザー割引43,500円!

AEの対抗馬「VEGAS Effects」を含む映像制作ソフト「VEGAS POST」のユーザー割引43,500円!

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ソースネクストeSHOPにて、「VEGAS Effects」を含む映像制作ソフト「VEGAS POST」のユーザー割引が 43,500円 で行われています。割引率は59%(メーカー公式価格 107,892円)で、いままでの7割超えの高割引率に慣れている人からは、少し不満足な感じもしますが、今回はオマケソフトのような率を引き上げる格安ソフトを含んでいないので、割引率としては極めて健全です。
今回の価格は、Vegas シリーズをすでに登録している人向けの特優価格ですので、Vegas(バージョンは問わない) の購入歴がない方は利用できません。

本製品は英語版で、VEGAS Pro 17日本語版とセットで使用したり、同PCへのインストールはできません。つまり、日本語版のVEGAS Pro 17をアンインストールして、本英語版をインストールして使用するか、あるいは別のPCにインストールして使用する必要があります。事実上、日本語版をお持ちの方は、英語版のライセンスが一つ付与される事になります。日本語版は2020年1月に提供予定されています。

「VEGAS POST」は当サイトイチオシの映像編集&オーサリングソフト「VEGAS Pro 17」に、視覚効果(VFX)・モーショングラフィックス作成ソフト「VEGAS Effects」画像合成ソフト「VEGAS Image」をセットにしたものです。Adobe Creative Cloud で言えば「After Effects」と「Photoshop」に該当するソフトです(ただし、動画用の画像編集に特化ししたソフトですので、Photoshop のように万能ではありません)。これまでは、私の例で言えば、効果音を含む視覚効果は、Adobe の After Effects で作成し、出力した動画ファイルを VEGAS Pro で合わせて仕上げるというプロセスで、動画を作成していました。After Effects そのものは、必ずしも動画作成に必要なソフトではないのですが、動画を盛り上げるためには、特殊効果を加えたくなるもので、ついつい使ってしまうという感じです。

まず、素人がこのソフトを手に入れて、まず何をするかと言えば、動画のイントロのタイトル作りです。Vegas Pro だけだとタダ単にテキストを出して、フェードアウトして、テキストをぐるぐる回して動画に貼り付ける程度なのですが、VEGAS Effects でこの部分を行うと、映画のタイトルのような視覚効果が使えます。この機能だけのために、今回の優待価格で購入するのが良いかどうかといえば、少し過剰投資という感じがします。少なくとも、2つ以上の目的を持って購入しないと、費用対効果がイマイチな感じですね。
プロ、セミプロなら、ブルーバックで人物を撮影して、独自の背景を合成した動画を作ったりできます。あとは、燃えさかる炎を合成して、火事のシーンを作る、モデルガンの銃口に火花をつける、スターウォーズのように竹刀をライトセーバーみたいに光らせるなど、特殊効果をやってみたい人なら、極めてコスパが高いソフトです。この程度の特殊効果なら、素人でもすぐに作れます。

現時点では、単体での機能については After Effects との優劣で比べると、まだかゆいところに手が届く After Effects に分があります。特に、特殊プラグインは AE の方が充実しているため、本物の対抗馬に成長するにはまだ少し時間がかかりそうですね。
逆を言えば、別売プラグインに頼った映像作りをしていない人なら、本ソフトの方が軽くてオススメです。過去に作ったテンプレートや、一から新たに特殊効果作りを始めてみようという人も、本ソフトの方がオススメです。
また、Adobe CC はサブスクリプション方の課金ですので、月額料金が必要になりますが、本ソフトは買い切り方ですので、一度買ってしまえば次回の大幅バージョンアップの時まで出費は不要です。また、バージョンアップするかしないかも任意ですので、この点も After Effects と比較すると優位だと思います。

さすが MAGIX だけあって、プロ用途でも使えるソフトだと思います。Vegas 自体が優れているので、Vegas ユーザーは次第に Vegas Effects に乗り換えると予想していますが、しばらくは試行錯誤が続くので After Effects ユーザーは併用することになりそうです。余談ですが、かつて、ベクターイラスト作成ソフト Aldus Free Hand がマクロメディア社に買収され、その後マクロメディア社ごと Adobe社が吸収合併して、Free Hand の秀一機能がすべて Adobe Illustrator に取り込まれたような歴史が繰り返される可能性もあります。当時はプロが使うイラスト作成ソフトと言えば、Free Hand で Illustrator は二流品とされていた時代です。ドイツ経済の成り行きも関係すると思いますが、今後、Vegas Pro が Adobe Premiere に、Vegas Effect が Adobe After Effects に取り込まれてしまうようなことは、ここまで性能と機能が切迫してくるとあり得そうにも思います。
無駄話を続けますが、後発製品が先発製品を凌いでしまうことはよくあります。後発品は先発品の不満点を徹底的に解消してくるので、いざ使い比べると後発品の方が使いやすいのが普通です。後出しジャンケンが勝つのは当たり前なわけです。私の例で言えば、昨年、長らく愛用してきたキヤノンの一眼レフから後発のソニー・ミラーレスに乗り換えたのも、同じ理由でした。

今回の「VEGAS POST」は、オマケソフトをバンドルせずにコアになるソフトだけのセットですが、今後「全部パック」に本ソフト群が含まれるかは未定です。

VEGAS POST の詳細はこちらから

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